あなたに似合うデニムがわかる骨格診断

骨格診断とは?

骨格診断とは、生まれ持った肌の質感、身体のラインの特徴、骨の出方から自分自身を最も美しく見せてくれるファッションアイテムやヘアメイクを導き出すメソッドです。診断結果は“ストレート”、“ウェーブ”、“ナチュラル”の3タイプに分かれ、それぞれ似合うものが異なります。骨格タイプは、痩せても太っても、年齢を重ねても変わることはありません。各骨格タイプの特徴が混ざっていることもありますが、“ミックス”という答えはなく、骨格タイプの特徴が一番強く出ているところを見極めて診断結果を出すため、答えは必ず一つに絞られます。たくさんの特徴が混ざっていてわからない場合は、体を正面から見たときの重心バランスと骨格タイプの特徴が顕著に出やすい手の甲に立ち返ってみてください。

骨格タイプを知って
デニムを選ぶ

デニムを選ぶための一つのヒントとして、自分の骨格タイプを知って、自分らしさを引き出す理想のジーンズを選んでみよう。骨格タイプを知ることで、身体の長所や短所がわかり、ダイエットをしなくてもほっそりと見せることができ、スタイリングをぐんと洗練された印象に仕上げることができます。もちろん骨格タイプごとに似合うデニムの形や生地の厚さが変わるので、普遍的なアイテムである“ジーンズ”だからこそ、骨格タイプでセレクトするのがおすすめです。
まずは骨格タイプをセルフチェック!
おすすめのキーワードとともに今シーズンの一押しジーンズやボトムスをご紹介します。

監修:棚田 トモコTOMOKO TANADA

ファッション・ビューティコラムニスト/骨格診断アナリスト
雑誌CLASSY.をはじめとした多数のファッション誌やビューティ誌でファッション・ビューティライターとして活動。取材などを通して培ってきた知識と骨格診断メソッドを融合させた“タナダテク”は確実にスタイルアップできるだけでなく、時代の空気感をまとえると好評で、NHK『あさイチ』でも人気のコンテンツに。企業向けの講座などでもそのテクニックが広がっている。
一般社団法人 骨格診断アナリスト協会の広報委員。
著書に『No Kokkaku,No Fashion!』(光文社)がある。

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ストレートタイプSTRAIGHT

体を正面から見ると、首が短めで胸の位置が高いです。肌のハリが目立つ骨格タイプなので、痩せていても鎖骨も見えにくいのもポイント。また、胸の下から骨盤までの距離が短く、物理的にくびれができにくいです。また、上半身から太ももまではむっちりとしていますが、膝下には肉感をあまり感じず、すっと細いのも特徴。体を横から見ると、厚みがあり、凹凸がよくわかります。

ウェーブタイプWAVE

身体に厚みがなく、薄いのが特徴。とくに上半身には脂肪がつきにくいので、一見細く見えますが、実は下半身にボリュームがあったりも。また、太ももから足首までの太さがあまり変わらないのも特徴です。正面から見ると洋梨体型に見えることが多く、横からみるとシルエットに凹凸がありません。首が長く、水が溜まるような鎖骨もウェーブならでは。肌はとろんとやわらかいです。

ナチュラルタイプNATURAL

肩やくるぶし、指の関節、肩甲骨などの骨が大きいのがナチュラル体型の一番の特徴。全身を正面から見たときのバランスは、上半身と下半身のボリュームに偏りがない場合が多いですが、首の長さや腰位置には個人差があります。体を横から見るとお尻が平ら気味。また、肉感よりも骨感や筋が目立ち、手足も大きい傾向が。肌の質感はリネン生地のようにドライに見えます。

骨格タイプ

STRAIGHT

ストレートタイプ

特徴チェックポイント
  • 首が短め
  • 鎖骨が出ていない​
  • 手の平がふっくらとしていて厚みがあり、ころんと丸​い
  • 身⻑のわりに足のサイズが小さい
  • 腰位置が高く、お尻の上部に厚みがある
  • 痩せていてもウエストのくびれがあまりない
  • 身体を横からみるとボリュームがある(胸とお尻が高​めの位置にあり、厚みがある)
  • 太るときは膝下よりも上半身から太ももにつく
  • デニムは薄い色よりも濃い色のほうが引き締まって見える​
  • ハイウエストデザインのデニムをはくと窮屈な印象になる
棚田さんの
コメント
棚田さんのコメント

ストレート体型の人は、身体に凹凸があり、グラマラスな印象。スタイリングの課題はいかに着痩せして見せるかにあります。肌にパンっとしたハリがあるので、装飾が過度についているものや柔らかい生地のものは実際よりも大きく見えがちです。ジーンズ選びもそれを踏まえることがポイントです。直線的なデザインのもの、デニムが硬めのもの、色味は濃いものがおすすめ。また、ビッグサイズのものを着ると、着太りしがちなので、ジャストサイズのものをセレクトすることも大切です。シルエットで言うと、ストレートやテーパード、縦ラインを強調してくれるセンタープレスデザインのものがおすすめ。ほんのりフレアもきれいめな印象のものならよく似合います。

ストレートタイプの
似合うジーンズ
カラー
濃いインディゴ、はっきりした色※ブラック、ホワイトなどきれいめにキマるもの
生地感
肌のハリを拾わない硬い生地
フィット
太すぎないストレート・
太すぎないテーパード・
太すぎないほんのりフレア​
ウエスト位置
ジャスト※ハイウエストすぎると窮屈な印象に※丈はくるぶしが隠れるくらいの普通の丈がベスト
ストレートタイプの魅力を
引き出すジーンズは…

Choice1

501®シリーズでは、
王道ストレートの501®

Choice2

濃い色、キレイめ
カラーのデニム

Choice3

体のラインをひろわない
ストレート/フレア

王道ストレートの501®

直線的なデザインが得意なので、
ストレートデニムとは特に相性がいい骨格タイプ。
501®は厚みのある生地感なので
骨格ストレートタイプの人の
脚をきれいに見せてくれます。

濃い色、キレイめカラーのデニム

肌のハリを拾わない硬い生地を使ったモデルや、
濃いめのインディゴ、ブラック、ホワイトなど
はっきりとしたカラーは、きれいめにキマります!

体のラインをひろわない
ストレート/フレア

タイト過ぎず、
ゆったりしすぎない絶妙なシルエットは
着やせ効果が期待できます。

Choice1

501®シリーズでは、
王道ストレートの501®

直線的なデザインが得意なので、
ストレートデニムとは特に相性がいい骨格タイプ。
501®は厚みのある生地感なので
骨格ストレートタイプの人の
脚をきれいに見せてくれます。

Choice2

濃い色、キレイめ
カラーのデニム

肌のハリを拾わない硬い生地を使ったモデルや、
濃いめのインディゴ、ブラック、ホワイトなど
はっきりとしたカラーは、きれいめにキマります!

Choice3

体のラインをひろわない
ストレート/フレア

タイト過ぎず、
ゆったりしすぎない絶妙なシルエットは
着やせ効果が期待できます。

WAVE

ウェーブタイプ

特徴チェックポイント
  • 下半身に比べ上半身がきゃしゃ
  • 首が⻑め​​
  • 太ると下半身にボリュームが出る​
  • 鎖骨が目立ち、かつ細い
  • 体を横から見た時にお尻と腰の境目がわかりにくい
  • 二の腕が細い
  • O脚もしくはO脚気味である
  • ハイウエストデザインのジーンズが似合う​
  • 太いデザインのデニムより細めのデニムのほうが似合う​
  • 硬いデニム生地より柔らかいデニム生地のほうが似​合う
棚田さんの
コメント
棚田さんのコメント

全身を正面から見たときに下半身のボリュームが目立つパンツはウェーブ体型が苦手とするアイテム。また、肌がやわらかく、体に厚みがないため、伸縮性のない堅い生地やダボッとしたサイズ感のものは着られた印象になりがちです。だからこそ、ウェーブ体型のジーンズ選びは、“硬すぎない生地”、“大きすぎないサイズ”、“長すぎない丈”の3つに注意しましょう。正面からみたときの体のシルエットが曲線的なので、直線的なデザインのものよりフレアやテーパードがしっくり。柔らかい肌に寄り添うスキニーもよく似合います。また、胸の下から骨盤までの距離が長いので、ハイウエストのものは大正解です。柔らかく、きれいめな印象のものならさらに良さを引き出します。

ウェーブタイプの
似合うジーンズ
カラー
柔らかい色※カジュアルな印象だと疲れた感じが出るので注意
生地感
柔らかめ※肌が柔らかい質感なので硬い生地は苦手です​
フィット
スキニー・細身のテーパード・
細身のフレア
ウエスト位置
ハイウエスト※ローウエストが苦手
レングス
くるぶしより上のクロップド丈がベスト
ウェーブタイプの魅力を
引き出すジーンズは…

Choice1

クロップ丈、細めの501®

Choice2

柔らかめカラー

Choice3

ハイウエスト
×
細みフレア/スキニー

クロップ丈、細めの501®

クロップド丈の501®CROPや、
スキニーレッグの501®SKINNY、
新作の501®’81はジャストサイズで穿くと
ウエーブタイプの人の脚を
きれいに見せてくれる効果大。​

柔らかめカラー

無骨なイメージがあるデニムですが、
柔らかい印象のカラーを選べば肌感とも相性◎。

ハイウエスト×
細みフレア/スキニー

トレンドの70年代風のブーツカットや
柔らかい肌に寄り添うハイウエストスキニーなど。

Choice1

クロップ丈、細めの501®

クロップド丈の501®CROPや、
スキニーレッグの501®SKINNY、
新作の501®’81はジャストサイズで穿くと
ウエーブタイプの人の脚を
きれいに見せてくれる効果大。​

Choice2

柔らかめカラー

無骨なイメージがあるデニムですが、
柔らかい印象のカラーを選べば肌感とも相性◎。

Choice3

ハイウエスト
×
細みフレア/スキニー

トレンドの70年代風のブーツカットや
柔らかい肌に寄り添うハイウエストスキニーなど。

NATURAL

ナチュラルタイプ

特徴チェックポイント
  • 体の大きさに対して手や足のサイズが大きい
  • 膝やくるぶしなど骨が目立つ​​
  • いかり肩気味
  • 首筋や手の筋がしっかりしていて目立つ
  • 指は細いのに関節が太いので指輪がくるくるまわる
  • 太るとぽっちゃりというよりガタイがいい印象になる
  • 骨のほうが目立ち、胸やお尻が目立たない
  • スキニーデニムや細めのジーンズをはくと物足りない印象になる​
  • 薄い色のデニムが似合う
  • ダメージ加工されたデニムも似合う
棚田さんの
コメント
棚田さんのコメント

身体のフレームである〝骨〟が太くしっかりしているナチュラル体型は、メンズっぽい服装が似合うのが特徴。それはデニムにももちろんあてはまります。どんなアイテムも存在感のある骨を活かし、いかにカバーするかがコーディネートの肝になります。サイズ感にゆとりのあるものであれば大体のものがはまります。丈は長ければ長いほどスタイリッシュに。ウエストの位置は個人差があるため、ハイウエストかジャストウエストかは、自分の胸の下から骨盤までの距離と向き合いましょう。また、肌質がドライに見える方が多いため、きれいめな印象のものよりもヴィンテージっぽい加工があるもののほうがより洗練されて見えます。ジーンズの経年変化を楽しみましょう。

ナチュラルタイプの
似合うジーンズ
カラー
ヴィンテージ感のある薄い色、濃い色もOK
生地感
硬め※柔らかくても硬くてもOKですが、
骨感を拾わないことが大切なので、
ゆったりした デザインが◎
フィット
太めのストレート・太めのテーパード・
太めのフレア・ワイド※スキニーなど、細身のデザインが苦手
ウエスト位置
概ねどの位置もOK※ダメージ加工もよく似合います。※丈が短いものが苦手です。
丈は⻑いほうが似合います。
ナチュラルタイプの魅力を
引き出すジーンズは…

Choice1

ヴィンテージ感のある501®

Choice2

ワイドシルエット

Choice3

ローウエスト

ヴィンテージ感のある501®

ヴィンテージカラーや、骨感を拾わない
メンズライクなテイストやサイズ感も◎。​

ワイドシルエットデニム

ロング丈のゆったりシルエットのパンツを選ぶと、
骨格ナチュラルタイプの人の脚を
すらりときれいに見せてくれます。

ローライズデニム

今注目の「ローライズ」デニムにチャレンジ!
ブーツカットからバギーまで、
スタイルアップがかなう
ローライズデニムが揃っています。

Choice1

ヴィンテージ感のある501®

ヴィンテージカラーや、骨感を拾わない
メンズライクなテイストやサイズ感も◎。​

Choice2

ワイドシルエット

ロング丈のゆったりシルエットのパンツを選ぶと、
骨格ナチュラルタイプの人の脚を
すらりときれいに見せてくれます。

Choice3

ローウエスト

今注目の「ローライズ」デニムにチャレンジ!
ブーツカットからバギーまで、
スタイルアップがかなう
ローライズデニムが揃っています。