The Art Project
crafted with Tailor Shop

キャンバスとしてのデニム

「デニムをキャンバスと考えるとなにが生まれるだろう?」いま一番目が離せない表現者たちとLevi’s®との前例のない実験がはじまります。表現者の想いやアイデアをサポートするのは「世界で一本だけをカスタマイズできる」Levi’s® TAILOR SHOPのマスターテーラーたち。作品はLimited Collectionとして日本と韓国の限定ショップで販売。すべての収益は国際赤十字赤新月社連盟・日本赤十字社・エイズ予防団体へ寄付される社会貢献活動でもあります。ファッションなのか。アートなのか。インスタレーションなのか。なにが生まれるか。それはやってみなければわからない。

参加アーティスト

  • Naul
  • 李 京玉
  • 諸 美 英
  • 伊勢谷 友介
Je Mi-young

Je Mi-young

アーティスト

プロフィール

1975年、韓国、釜山(プサン)生まれ。東亜大学およびソウルの弘益大学大学院で東洋美術絵画を学ぶ。2004年初の個展「Love For Clover」、2012年個展「Color Scene- A Street Scene」を開催。2016年「House Scene」、2017年「Aspiration for Flowers in the House」の個展以外に、グループ展をパリ、上海、香港、日本(静岡)にて多数開催。2010年、チョン・ソン メモリアル美術館の“トモロー・アーティスト”に選ばれる。2016年、ダンウォン・アート・フェスティバルでグランプリ受賞のほか、ヨース国際芸術祭にてコンテスト・アーティストに選出。

わたしが作品に込めた想い

このプロジェクトで、リーバイス®のジーンズで表現したのは伝統的なパッチワークを取り入れたコラージュによる牡丹の花。それに「フォーク・ペインティング」を施しました。フォーク・ペインティングは、朝鮮時代からの韓国における伝統的な手法の一つです。同時に、幸運の象徴であり、家族へ幸福をもたらすものです。大きくて魅惑的な牡丹の花は「花の王」と呼ばれ、富と名誉を象徴しています。古着を使ったパッチワークを元に、布と糸など一緒に衣服をつなぎ合わせ、コラージュしてみました。これをまとう人たちと、その家族の幸福と、そして健康を願っています。そして、牡丹が象徴する富と名誉が届きますように。