Vol.2

ORIGINAL OF MINE

楢﨑 智亜

Tomoa Narasaki

1890年に登場し、リーバイス®の最良の定番として世界中で愛され続けている「501®」。そんなジーンズのオリジン「501®」を纏ったアスリートたちのオリジナリティを表現する連載企画。第2回は、2019年夏の世界選手権で優勝を果たし、世界ナンバーワンクライマーとなった楢﨑智亜。世界を舞台に戦う彼のオリジナリティとは―。

LEVIS x Sports Graphic Number

501story Interview

楢﨑智亜にとってのオリジナリティとは。

普通はルートセッターの狙いを読み解いて登っていくんですけど、僕の場合はそこに自分の考え方を当てはめていきます。セッターの狙いはこうだと思うけど、あえて違うムーブを選んだり、独創的な動きを混ぜながら登る。そこが自分のオリジナリティだと思います。

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絶対の自信を持って挑んだ大会でことごとく失敗。
競技に入り込むあまり、考え過ぎて
固くなっていた身体が、心に余裕を持つことで
解きほぐされていった。

勝ちたいという思いが強すぎて、心と身体のバランスがとれていなかったんだと思います。
もう一度クライミングを楽しんでいた頃の気持ちを思い出したときに、思い浮かんだのが、本来自分が大切にしていた自由とか遊び心というキーワードでした。

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"遊び心"が柔軟な発想と
最高のパフォーマンスを生む。

本当は足を残して(かけて)登るところだけど、次のホールドはとばして跳んだらどうなるのかなとか、柔軟な発想で登る方がわくわくして楽しいですよね。
『トモアスキップ』とスピード専門の選手じゃない僕の名前がムーブについたのは嬉しいです。

Profile

楢﨑 智亜 /
Tomoa Narasaki

1996年、栃木県生まれ。10歳からクライミングを始める。高校卒業後プロとして活動する。2016年の世界選手権で日本人初の優勝を飾る。今年8月の世界選手権では、ボルダリングと複合の2種目で優勝を果たし、東京2020オリンピックの日本代表に内定した。